This is a Japanese translation of “Health in poor countries problem profile”
by Robert Wiblin
貧しい国々では、マラリア、HIV、結核、下痢性疾患など、安価に予防・管理できる原因で毎年約1,000万人が亡くなっています。
世界で最も貧しい20億人の年間医療費は一人あたりおよそ100ドルです(各国の購買力を基に算出)。感染症の予防や治療をまだまだ拡大していく必要があります。
この問題に取り組むには、効果的な事業へ寄付を行う、世界銀行や世界保健機関などの政府間組織で経済専門家として働く、実証済みの治療法を拡大する、NPOを立ち上げる・NPOで働くなどの選択肢があります。
・場合により推奨する
差し迫った重要課題ではありますが、他の課題に取り組むとより一層の効果を期待できるかもしれません。
・問題の規模
地球規模の健康問題の緩和に努めることは、社会へ大変良い影響を与えると考えています。インドを含む後発開発途上国では、容易に予防可能な病気による損害がDALY(Disability Adjusted Life Years: 障害調整生存年)年間2〜5億にのぼります。1
・見過ごされている度合い
私たちが優先課題とするものの中でははるかに取組みが進められている状況です。年間で約3,000億ドルが後発開発途上国及びインドへ投入されています。
・取り組みやすさ
世界健康問題の緩和は取り組みやすい課題だと思われます。肝心なのは正しく実行すればほぼ確実に効果が得られる措置を拡大していくことです。
・当プロファイルについて
80,000 Hoursの”課題プロファイル”とは、皆さんがキャリアを形成していくなかで、解決すべき差し迫った重要課題を提示するものです。世界の諸問題をどのように比較し、スコアをつけ、位置づけたか、詳しく紹介しています。
貧しい国々ではマラリア、HIV、結核、下痢など、安価に予防・管理できる病気が原因で、毎年約1,000万人が死亡しています。さらに数千万人が栄養不良や寄生虫症により精神や身体に傷を負い苦しめられています。
GiveWell, Global Priorities Project, Copenhagen Consensusなどは、開発途上国の基礎的保健サービスを支援しています。また、私たちが多くの価値観を共有しているBill and Melinda Gates Foundationも基礎的保健に殆どの資金を充てています。80,000 Hoursは世界の疾病負担(Global Burden of Disease: GBD)及び世界銀行は勿論、上記団体による研究結果を寄せ集めてみることをお勧めします。
これらの病気は患者や患者の家族に不必要な苦しみや死をもたらします。またその他様々な悪影響を及ぼします。
学習能力の低下
嗜眠、思考力や労働力の低下
生涯にわたる健康被害
多産傾向(乳幼児死亡率が高いことが背景)
社会問題となっている疾病や症状は数十年前に効果が確認された方法で、多くの場合安価に解消することできます。例えば、
マラリアは防虫処理剤蚊帳で防ぐことができます。
結核は抗生物質による治療(いわゆるDOTS)の継続により、ほとんどの場合完治することができます。
HIV感染者は早期発見し、一貫して抗レトロウイルス薬を服用することで、ほぼ正常な寿命を保ち、他者へ感染させることもほとんどありません。
下痢は衛生状態を改善することで予防でき、経口補水療塩で死亡を防ぐことができます。
寄生虫症は、年間1ドル以下の錠剤で治すことができます。
その他さまざまな感染症は、基本的な予防接種プログラムで防ぐことができます。(例:ジフテリア、百日咳等など)
これらは費用対効果にかなりの差がありますが、ほとんどの場合1,000ドル以下、また稀なケースでは100ドル以下の費用で、健康な状態で過ごせる時間を1年延長することができます。
上記対策により、過去60年間でこれら感染症による死亡率は半分以下となり、問題解決への道すじをはっきりと示しています。
感染症の問題は広く認知され、援助機関を含む組織が毎年何十億ドルもの資金を提供していることから、特に見捨てられた問題ではないという意見。(発展途上国の政府も健康増進に大きく貢献しているものの、健康の格差は残されたままです。このような見方をすると、多くの人が問題に取り組んでいても、関与しない特別な理由は見つけ難いのではないでしょうか。)
貧しい国々において貧困の撲滅や健康増進を図ることが果たして長期的に効果があるのか?はたまた戦争の勃発や技術の発明といった出来事に状況が左右されるのでは?といった懸念。
貧困撲滅には他の手段(発展途上国の政府および政府機関の改革など)がより有効だという意見。
他国で暮らす人々も祖国で暮らす人々も命の重みに変わりはないということ。
発展途上国において健康の質を向上させることは、死亡率の低下、教育体制の改善、国の安定化を実現し、豊かで暮らしやすい国づくりを行うためのおおもとであるということ。
感染症患者又は感染の恐れのある全ての人を対象に基本的医療ケアを提供することです。例えば
全ての子どもに基本的な予防接種を受けさせる。(現在、約85%の子どもが予防接種を受けています2)(最近の活動についてVarsha Venugopalにインタビューをしました。80,000 Hoursの2021年のポッドキャストをお聞き下さい。)
マラリアの危険にさらされている全ての人に、蚊帳の中で寝てもらうようにすること。現在、アフリカの該当地域の半数強の人々が、蚊帳を利用できる状況です。3
全ての結核患者を治療すること― 現在、少なくとも3分の1の人々が診断されていません。4
すべての人が清潔な飲み水を使用できるようにすること―現在、少なくとも10億人が使用できていません。5
これらは主に資金と物流上の問題です。治療法は一般的に単純で、高度な医療訓練を必要としません。(結核とHIVの治療には指導医の監督を要します。)
多額の資金調達を行う、または官僚組織内でより良い政策に資金を動かす力。
国際開発に応用可能な物流処理ができる人材(例:10万個の蚊帳をアフリカ中に配布できる人)
チャリティー団体を設立することができる実業家。(主に非営利団体。時に営利団体であることも)
経済学者、統計学者、疾病管理専門家など、開発経済学や費用効果分析の研究者。
GiveWellが推奨するチャリティーの活動資金。
この領域で優れたプロジェクトを立ち上げられる人は、必要な資金を確保することができます。健康問題においてそのような人材が必要とされています。
80,000 Hoursによる健康問題を目標テーマとした求人一覧表を参照。
発展途上国内における保健衛生・行政機関。
ビル&メリンダ・ゲイツ財団やザ・チルドレンズ・インベストメント・ファンド財団など、さまざまな財団法人。
世界保健機関、栄養改善のためのグローバル・アライアンス(GAIN)、GAVIワクチンアライアンス、世界銀行、グローバルファンドなどの政府間組織。
国境なき医師団、国際ケア機構(CARE)、UNICEF、Evidence Actionなど、様々な非政府組織。
GiveWellの推薦するチャリティーへ寄付を行う。
収入の少なくとも1割をGiving What We Canへ寄付し、極度の貧困に苦しむ人々へ捧げる。
世界の健康のために、新しい非営利団体を設立するキャリアプランを立てる。次のステップについてはこちら
研究職など、GiveWellの採用枠へ応募する。又は数ある同分野の組織団体の中から仕事を探し、応募する。
経済学博士号を取得し、世界銀行や世界保健機構などの政府間組織に勤務し、スキルを開発現場で活かす。
ゲイツ財団法人のような基金団体で資金運用を担う専門職に就き、世界の保健プロジェクトを推進する。
Against Malaria Foundation、SCI、 Stop TB、 Evidence ActionProject Healthy Children やProject Healthy Childrenなど、医療ケアを拡大する組織で働く。
バイオ生物科学の研究者になり、貧しい人々の間で蔓延する感染症のより良い防止策を導き出す。
GiveWellは、開発途上国の人々を支援する最良のチャリティー団体を評価するために、徹底した調査を実施しています。→現在の募集を見る
The Center for Global Development は、国際開発をテーマとする米国の非営利シンクタンクです。→現在の募集を見る
Evidence Actionは、世界の貧困層の生活向上のため、有効な介入策を展開します。同組織内のDeworm the World Initiativeは、GiveWellが最も評価する慈善活動の1つです。→現在の募集を見る
Charity Entrepreneurshipは、GiveWellの推薦域に達する可能性のある新しいチャリティーの立ち上げを支援します。
Against Malaria Foundationは、チャリティーの活動評価を行うGiveWellが上位団体にあげるチャリティーの1つで、抗マラリア蚊帳供給すべく、資金を提供しています。
Schistosomiasis Control Initiativeは、チャリティーを評価するGiveWellのトップチャリティーの1つで、サハラ以南のアフリカ及びイエメンの各国政府と協力して、国の住血吸虫症対策のプログラムを開発しています。
Innovations for Poverty Actionは、研究と政策に特化した非営利組織です。2002年設立以来、600以上のランダム化比較試験(RCT)やその他評価を行ってきました。→現在の求人を見る
GiveDirectlyは、GiveWellの最高評価を受けている慈善団体の1つで、東アフリカに住む人々へ無条件の現金給付を可能にしています。→現在の求人を見る
私たちは感染症(特にマラリア)の治療と予防こそが、現時点で最も費用対効果の高い介入策であると考えています。
世界の健康を促進するために、その他にも注目すべき問題が2つあります。
発展途上国での喫煙―米国や英国での喫煙率が低下している一方、中国及び発展途上国での喫煙は増加傾向にあり、大きな健康被害を及ぼしています。もっと読む
痛みの緩和―世界のほとんどの人が十分な痛み止めを利用できず、負傷、慢性疾患、疾病に苦しんでいます。先進国で一般的であるように、安価な痛み止めの薬へのアクセスを増やすことが求められます。この分野における活動団体にOrganisation for the Prevention of Intense Sufferingがあります。さらに詳しく
貧困国における健康問題
This is a Japanese translation of “Health in poor countries problem profile”
by Robert Wiblin
概要
貧しい国々では、マラリア、HIV、結核、下痢性疾患など、安価に予防・管理できる原因で毎年約1,000万人が亡くなっています。
世界で最も貧しい20億人の年間医療費は一人あたりおよそ100ドルです(各国の購買力を基に算出)。感染症の予防や治療をまだまだ拡大していく必要があります。
この問題に取り組むには、効果的な事業へ寄付を行う、世界銀行や世界保健機関などの政府間組織で経済専門家として働く、実証済みの治療法を拡大する、NPOを立ち上げる・NPOで働くなどの選択肢があります。
80,000 Hoursの総合的見解
・場合により推奨する
差し迫った重要課題ではありますが、他の課題に取り組むとより一層の効果を期待できるかもしれません。
・問題の規模
地球規模の健康問題の緩和に努めることは、社会へ大変良い影響を与えると考えています。インドを含む後発開発途上国では、容易に予防可能な病気による損害がDALY(Disability Adjusted Life Years: 障害調整生存年)年間2〜5億にのぼります。1
・見過ごされている度合い
私たちが優先課題とするものの中でははるかに取組みが進められている状況です。年間で約3,000億ドルが後発開発途上国及びインドへ投入されています。
・取り組みやすさ
世界健康問題の緩和は取り組みやすい課題だと思われます。肝心なのは正しく実行すればほぼ確実に効果が得られる措置を拡大していくことです。
・当プロファイルについて
80,000 Hoursの”課題プロファイル”とは、皆さんがキャリアを形成していくなかで、解決すべき差し迫った重要課題を提示するものです。世界の諸問題をどのように比較し、スコアをつけ、位置づけたか、詳しく紹介しています。
何が問題なのか。
貧しい国々ではマラリア、HIV、結核、下痢など、安価に予防・管理できる病気が原因で、毎年約1,000万人が死亡しています。さらに数千万人が栄養不良や寄生虫症により精神や身体に傷を負い苦しめられています。
なぜ解決が急務なのか。
推薦に至った根拠
GiveWell, Global Priorities Project, Copenhagen Consensusなどは、開発途上国の基礎的保健サービスを支援しています。また、私たちが多くの価値観を共有しているBill and Melinda Gates Foundationも基礎的保健に殆どの資金を充てています。80,000 Hoursは世界の疾病負担(Global Burden of Disease: GBD)及び世界銀行は勿論、上記団体による研究結果を寄せ集めてみることをお勧めします。
重大な理由
これらの病気は患者や患者の家族に不必要な苦しみや死をもたらします。またその他様々な悪影響を及ぼします。
学習能力の低下
嗜眠、思考力や労働力の低下
生涯にわたる健康被害
多産傾向(乳幼児死亡率が高いことが背景)
社会問題となっている疾病や症状は数十年前に効果が確認された方法で、多くの場合安価に解消することできます。例えば、
マラリアは防虫処理剤蚊帳で防ぐことができます。
結核は抗生物質による治療(いわゆるDOTS)の継続により、ほとんどの場合完治することができます。
HIV感染者は早期発見し、一貫して抗レトロウイルス薬を服用することで、ほぼ正常な寿命を保ち、他者へ感染させることもほとんどありません。
下痢は衛生状態を改善することで予防でき、経口補水療塩で死亡を防ぐことができます。
寄生虫症は、年間1ドル以下の錠剤で治すことができます。
その他さまざまな感染症は、基本的な予防接種プログラムで防ぐことができます。(例:ジフテリア、百日咳等など)
これらは費用対効果にかなりの差がありますが、ほとんどの場合1,000ドル以下、また稀なケースでは100ドル以下の費用で、健康な状態で過ごせる時間を1年延長することができます。
上記対策により、過去60年間でこれら感染症による死亡率は半分以下となり、問題解決への道すじをはっきりと示しています。
問題の位置づけに対する主な反論
感染症の問題は広く認知され、援助機関を含む組織が毎年何十億ドルもの資金を提供していることから、特に見捨てられた問題ではないという意見。(発展途上国の政府も健康増進に大きく貢献しているものの、健康の格差は残されたままです。このような見方をすると、多くの人が問題に取り組んでいても、関与しない特別な理由は見つけ難いのではないでしょうか。)
貧しい国々において貧困の撲滅や健康増進を図ることが果たして長期的に効果があるのか?はたまた戦争の勃発や技術の発明といった出来事に状況が左右されるのでは?といった懸念。
貧困撲滅には他の手段(発展途上国の政府および政府機関の改革など)がより有効だという意見。
問題を優先する判断基準
他国で暮らす人々も祖国で暮らす人々も命の重みに変わりはないということ。
発展途上国において健康の質を向上させることは、死亡率の低下、教育体制の改善、国の安定化を実現し、豊かで暮らしやすい国づくりを行うためのおおもとであるということ。
健康問題へどのように取り組めばいいのか。
問題解決に求められること
感染症患者又は感染の恐れのある全ての人を対象に基本的医療ケアを提供することです。例えば
全ての子どもに基本的な予防接種を受けさせる。(現在、約85%の子どもが予防接種を受けています2)(最近の活動についてVarsha Venugopalにインタビューをしました。80,000 Hoursの2021年のポッドキャストをお聞き下さい。)
マラリアの危険にさらされている全ての人に、蚊帳の中で寝てもらうようにすること。現在、アフリカの該当地域の半数強の人々が、蚊帳を利用できる状況です。3
全ての結核患者を治療すること― 現在、少なくとも3分の1の人々が診断されていません。4
すべての人が清潔な飲み水を使用できるようにすること―現在、少なくとも10億人が使用できていません。5
これらは主に資金と物流上の問題です。治療法は一般的に単純で、高度な医療訓練を必要としません。(結核とHIVの治療には指導医の監督を要します。)
どのような技能や資源が最も必要とされているか。
多額の資金調達を行う、または官僚組織内でより良い政策に資金を動かす力。
国際開発に応用可能な物流処理ができる人材(例:10万個の蚊帳をアフリカ中に配布できる人)
チャリティー団体を設立することができる実業家。(主に非営利団体。時に営利団体であることも)
経済学者、統計学者、疾病管理専門家など、開発経済学や費用効果分析の研究者。
GiveWellが推奨するチャリティーの活動資金。
この領域で優れたプロジェクトを立ち上げられる人は、必要な資金を確保することができます。健康問題においてそのような人材が必要とされています。
健康問題に取り組む活動団体は?
80,000 Hoursによる健康問題を目標テーマとした求人一覧表を参照。
発展途上国内における保健衛生・行政機関。
ビル&メリンダ・ゲイツ財団やザ・チルドレンズ・インベストメント・ファンド財団など、さまざまな財団法人。
世界保健機関、栄養改善のためのグローバル・アライアンス(GAIN)、GAVIワクチンアライアンス、世界銀行、グローバルファンドなどの政府間組織。
国境なき医師団、国際ケア機構(CARE)、UNICEF、Evidence Actionなど、様々な非政府組織。
問題解決のための具体的手段
GiveWellの推薦するチャリティーへ寄付を行う。
収入の少なくとも1割をGiving What We Canへ寄付し、極度の貧困に苦しむ人々へ捧げる。
世界の健康のために、新しい非営利団体を設立するキャリアプランを立てる。次のステップについてはこちら
研究職など、GiveWellの採用枠へ応募する。又は数ある同分野の組織団体の中から仕事を探し、応募する。
経済学博士号を取得し、世界銀行や世界保健機構などの政府間組織に勤務し、スキルを開発現場で活かす。
ゲイツ財団法人のような基金団体で資金運用を担う専門職に就き、世界の保健プロジェクトを推進する。
Against Malaria Foundation、SCI、 Stop TB、 Evidence ActionProject Healthy Children やProject Healthy Childrenなど、医療ケアを拡大する組織で働く。
バイオ生物科学の研究者になり、貧しい人々の間で蔓延する感染症のより良い防止策を導き出す。
推奨する組織団体
GiveWellは、開発途上国の人々を支援する最良のチャリティー団体を評価するために、徹底した調査を実施しています。→現在の募集を見る
The Center for Global Development は、国際開発をテーマとする米国の非営利シンクタンクです。→現在の募集を見る
Evidence Actionは、世界の貧困層の生活向上のため、有効な介入策を展開します。同組織内のDeworm the World Initiativeは、GiveWellが最も評価する慈善活動の1つです。→現在の募集を見る
Charity Entrepreneurshipは、GiveWellの推薦域に達する可能性のある新しいチャリティーの立ち上げを支援します。
Against Malaria Foundationは、チャリティーの活動評価を行うGiveWellが上位団体にあげるチャリティーの1つで、抗マラリア蚊帳供給すべく、資金を提供しています。
Schistosomiasis Control Initiativeは、チャリティーを評価するGiveWellのトップチャリティーの1つで、サハラ以南のアフリカ及びイエメンの各国政府と協力して、国の住血吸虫症対策のプログラムを開発しています。
Innovations for Poverty Actionは、研究と政策に特化した非営利組織です。2002年設立以来、600以上のランダム化比較試験(RCT)やその他評価を行ってきました。→現在の求人を見る
GiveDirectlyは、GiveWellの最高評価を受けている慈善団体の1つで、東アフリカに住む人々へ無条件の現金給付を可能にしています。→現在の求人を見る
関連する問題
私たちは感染症(特にマラリア)の治療と予防こそが、現時点で最も費用対効果の高い介入策であると考えています。
世界の健康を促進するために、その他にも注目すべき問題が2つあります。
発展途上国での喫煙―米国や英国での喫煙率が低下している一方、中国及び発展途上国での喫煙は増加傾向にあり、大きな健康被害を及ぼしています。もっと読む
痛みの緩和―世界のほとんどの人が十分な痛み止めを利用できず、負傷、慢性疾患、疾病に苦しんでいます。先進国で一般的であるように、安価な痛み止めの薬へのアクセスを増やすことが求められます。この分野における活動団体にOrganisation for the Prevention of Intense Sufferingがあります。さらに詳しく